MEDLEYオフィシャルブログ

株式会社メドレーのオフィシャルブログです。

病気事典MEDLEYに、より深く、まとまった情報が加わりました

病気事典MEDLEY(メドレー)監修医師の沖山です。このたびMEDLEYに、病気や症状ごとの詳しい情報が追加されました。これまでと比較して更に深い情報が集まり、病気によっては本1冊分を上回る情報量が、患者目線の言葉で記されています。

MEDLEYはこれまで、病気事典として1400の病気を幅広くカバーすることを念頭に進めて参りました。1400というと大学の医学教育でカバーされる範囲の病気がおおむね含まれる数にあたりますが、次のステップとして今回、病気や症状ごとに深く、より真剣なニーズに対する解説ページを作成しました。

  例:「バセドウ病」解説ページ  「頭痛」解説ページ

 

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病気事典MEDLEYは、まだ病気かどうか分からないという方から、実際に診断されて治療を受けている患者さん、そして、その方々を支えるご家族や周囲の方を読み手として意識しています。この方々の中には「ざっくりとでいいから病気の全体像を知りたい」という方もいれば、「最先端の研究結果を含めて、ありとあらゆる情報を知りたい」という方もいます。どちらか一方だけを向いた情報サイトはいくつかありますが、両方の深さの情報を集約しているものはほとんどありません。

自分の病気や症状について正しい知識を得たいというのは、誰もがもっている思いではないでしょうか。しかし、多くの病気については「簡単に全体像をつかんでから、詳しい内容を知る」ことができる場がないために、いくつものウェブサイトを行ったり来たりしなければならない現状がありました。

 

今回MEDLEYでは、「◯◯病の基礎知識」、「もっと詳しく◯◯病」といったそれぞれの深さの情報を用意したことに加え、海外の最新研究を翻訳して病気ごとに紹介する「MEDLEYニュース」、そして病気ごとに条件にあった病院が見つけられる「医療機関検索システム」が揃ったことになります。

医学的な情報として、その病気の全体像、より詳しい情報、そして最先端の研究といった様々なニーズそれぞれに答えつつ、実際にその病気ではどの診療科を受診すべきなのか、また、近所でその診療科のある病院はどこなのかといった受診案内までが、一つのサイト内で完結するようになりました。

 

誰もが病気のときには、体も心も辛く、少しの負担でも大きく感じてしまうものではないでしょうか。そのようなときに、まずMEDLEYを見れば必要な情報は揃っている、また、インターネットが満たせる医療ニーズはMEDLEYを見ればそこですべて解決できる、といったサービスに、一歩ずつ近づいているのではないかと思っています。

今回リリースした、より深い情報については、病気事典上でまだカバーできていない病気も数多くあります。問い合わせが多く、困っている方が多い病気から、今後も拡大予定です。日々メドレーの編集に関わっていただいている全国360名の医師とともに、これからもより良いサービスを作れるよう尽力いたします。

患者さんやそのご家族、そして医療者の皆さまも、ご意見・ご要望などありましたら是非お寄せいただきまして、そして、どうぞ引き続きMEDLEYを応援いただけますと幸いです。

 

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