MEDLEYオフィシャルブログ

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12/22 週刊メドレー 〜150人と医療情報の在り方を議論〜

こんにちは、メドレー広報・阿部です。「週刊メドレー」では、メドレーで今週起きた出来事を、そのウラ話とともにお伝えしてまいります。クリスマスや大晦日も近づいて街がお祭りムードいっぱいですが、メドレーも街の雰囲気に負けない賑やかな一週間を過ごしましたよ!

今週のトピックス

・150人と「正しい医療情報」の発信を考える

ベンチャーに転職した弁護士3人が語る「醍醐味」 

・代表・瀧口が医療ヘルスケアの未来を語る

・沖山が語る、医療現場のAI事情

・「何がしたいのか分からない」から決別した横尾の話

・MEDLEYニュース編集長の今週のイチオシ

 

今週は3本の登壇が続く、イベントウィークでした!!まずは…

150人と「正しい医療情報」の発信を考える

まずは12/17(土)に開催された「インターネット上の医療健康情報の今後を考える~適切な情報発信のあり方とは~」に、代表取締役医師・豊田 剛一郎がパネリストとして登壇しました。

f:id:medley_inc:20161221135556j:plainこのイベントは、メディア・医療関係者が集まる「メディカルジャーナリズム勉強会」の第3回目として開催されたもので、当日は150人もの応募・さらにはキャンセル待ちまであったとのこと。「正しい医療情報」への関心の高まりを感じました。

豊田は、500人の医師とつくるオンライン病気事典「MEDLEY」を運営する立場としてトークセッションに登壇。MEDLEYが目指す姿や編集体制、正しい情報を必要な人に届けることの本質について、想いを語りました。

ベンチャーに転職した弁護士3人が語る「醍醐味」 

12/19(月)は、ブログでも「遠隔診療の法的整理」という連載をしている法務統括責任者・田丸が「弁護士事務所からベンチャーへ ~メルカリ×メドレー×ビズリーチ 若手弁護士のベンチャーへの想い~」に登壇。

参加者は、弁護士はもちろん司法修習生や企業の法務担当といった方で、普段よく見るエンジニア勉強会とも、また違った雰囲気。弁護士時代と今を比べた、働き方や考え方の変化、やりがいなどをお話ししました。最後はビズリーチ社長の南さんまで飛び入りし、参加者に混じって質問を投げかけるなど、会場が一体となった楽しいイベントでした。

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代表・瀧口が起業からの想いを語る

2/20(火)には、代表取締役社長・瀧口が、サムライインキュベートさん主催「Health Tech 最前線!-2016 to 2017-」にパネリストとして登壇。「AI」「ゲノム」「遠隔診療」など、医療ヘルスケアの9つのトピックスについて、会場の方の質問を受けながらその未来の展望を語りました。 

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沖山が語る、医療現場のAI事情

日経メディカル・デジタルヘルスに、弊社の医師・沖山が世界の医療現場で活用されつつあるAI事情について紹介した記事が掲載されました。実はこちら、日経メディカルの方と沖山がAIについての会話がどんどん盛り上がり、こんなにボリュームある記事になったもの。「AIウォッチャー」というドキドキする称号までいただきました(笑)。

techon.nikkeibp.co.jp

「何がしたいのか分からない」から決別した横尾の話

「メドレーに入社した理由」最新回はWebディレクターを束ねる横尾が登場します。

「何がしたいか分からない」と思いながら働いている人、意外と多いのではないでしょうか。昔からそんな悩みを持ち続けてきた横尾が、悩みをふっきりやりがいをもって働けるようになったキッカケと、今の仕事への思いを熱く語ります。

静かにジーンとする記事なのですが、社内では「写真の後ろで仁王立ちしている人は誰なのか」「実は縦読みすると……があるらしい」という話題でも盛り上がっていました(笑)。

www.wantedly.com

MEDLEYニュース編集長の、今週のイチオシ

毎日更新されるMEDLEYニュースは、全世界の最新論文をもとに、編集部が「これだ」と思ったものを翻訳し、分かりやすくまとめて配信しています。

編集長の大脇は、医療4大誌に掲載されている論文をはじめとして全世界で注目されている最新論文を毎週100本チェックし、最新の医療情報を頭の中に詰め込んでいます。

そんな大脇編集長が毎週1本ニュースをピックアップし、その裏側を解説します。 

今週はこのニュース

medley.life

大脇編集長の解説

乳がんの早期発見に関する記事は女性にとって気になる話題だと思います。MEDLEYニュースでも重要視し積極的にウォッチしているテーマの一つのため、今回取り上げました。

乳がんの症状に気づきながらも病院に行くまでに2か月以上遅れた人たちがいたようです。日本の環境と違うとはいえ、病院に行くのをためらってしまう人もいるだろうな、と思わされました。例えば私が前立腺がんの症状に気づいたとしても「まさか自分が」と思って少し様子を見てしまうかもしれません。つい腰が重くなってしまったのだとしたら、人間として共感できます。

こうした論文を見ると、医療情報を発信する立場や医師、行政に関わる人が、どういう情報発信をすればよいのか、考えさせられます。「検査に行ってください」という発信だけでは不十分で、「もしかしたら」「確かめるのが怖い」という不安を取り除いて背中を押してあげられるような、そんな伝え方を考えないといけませんね。

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いよいよ今年もあと1週間。すてきなクリスマスと三連休をお過ごし下さい。

以上、今週の「週刊メドレー」でした!